活性酸素を抑制する抗酸化成分セサミン

セサミンはゴマや米、麦などに含まれる抗酸化成分のことです。
体内では常に活性酸素が生成されており、この活性酸素によって身体機能に障害が現れたりします。
この活性酸素の働きを妨げるため、生活習慣病などの予防や症状の改善を期待することができるのです。

いつまでも若さを保ち元気でいるための対策を考えるとき、活性酸素への対策は重要です。
活性酸素は肌がくすんだり、たるむといった老化現象が起こったり、生活習慣病の原因にもなります。
しかし活性酸素は生きている限り、常に体内で生成され、生成をストップすることはできません。
そのため活性酸素への対策は、いかに活性酸素の働きを抑制するかということになります。

活性酸素の働きを抑制するのは抗酸化成分で、その代表格といえるのがセサミンです。
セサミンはゴマなどの食品に含まれる成分で、洋酒やビールのメーカーとして有名なサントリーが健康に役立つ油を研究する過程で、アラキドン酸を生産するに微生物発見したのがきっかけとなって発見されたものです。

1986年に研究成果が学会で発表されて、1933年にゴマの健康食品としてセサミンが販売されています。
そして現在は様々なメーカーが美容効果がある成分や含まれたものや、栄養剤としての成分が含まれたサプリメントやドリンクなどを製造・販売しています。

セサミンは老化や生活習慣病とその疾患の予防や症状の改善が期待できる成分としてよく知られていますが、それ以外にも更年期障害や月経前症候群、肝臓の機能向上や二日酔いの症状の軽減など幅広い効果が期待される成分であり、ますます注目されています。

セサミンは様々な効果が期待することができる成分ですが、即効性のあるものではありません。
そのため効果をえるためには毎日8~10mgという量を摂取する必要があります。
食品で8~10mgという量のセサミンを摂取することは難しいため、サプリメントやドリンクも利用するとよいでしょう。